【漫画】『狼は眠らない』はダクソやスカイリム系の異世界ファンタジーの物語 | digitalelf

【漫画】『狼は眠らない』はダクソやスカイリム系の異世界ファンタジーの物語

2019年10月10日漫画コミック,ネタバレ,レビュー,感想,漫画,狼は眠らない

最近読んだ漫画で特に面白かったので、今回はコミック版の『』の感想を。

この作品は、隻眼の剣士レカンの冒険活劇を描いた剣と魔法の異世界ファンタジーの物語。

異世界ファンタジーといえばゲームで言うとドラクエやファイナルファンタジーが連想される。
ドラクエやファイナルファンタジーのような剣と魔法の異世界を題材にした漫画は数多くあるが、この作品はどちらかと言うとダークな要素も含んだシリアス系の部類になると思う。

ウィザードリィー系のダンジョン物とも少し違い、多人数のパーティーで戦う感じでも無く、己のスキルをフル活用して自力で窮地を切り抜けていく、ダークソウルやスカイリム、モンハンのソロプレイっぽい感じ。

大筋のストーリーもやや暗く硬めで重厚なイメージだけど、物語の展開はスピーディーでサクサク読める作品になっている。

『狼は眠らない』の大筋のストーリーや展開は

主人公の冒険者レカンは特殊能力持ちの剣士で、戦闘に関するいろいろな能力を備えている。
敵や動物、人間を感知して居所を的確に捉える能力など、まさにロールプレイングゲームでおなじみのレーダーのようなイメージだ。

感知能力はRPGのゲーム中に表示されるレーダーのようなもので、普段ロープレをやっている人にはすぐにイメージできるんじゃないかな。

入手した装備品を4次元ポケットみたいに出し入れする能力や、風を操ったり、倒したモンスター(魔物)の魔力を吸い取ったりと、いろんな戦闘スキルを持っている。魔力を吸い取る感じもゴッドイーターみたいな感じだ。

『』の主人公レカンは、もちろん剣士としても冒険者としての腕もかなり超一流でクールだ。
言動も一々渋くてカッコいい。

物語的には、主人公レカンは、生粋の冒険家で見たことも無い物を見る事、戦ったことのない強者と戦う事、富と力を手に入れるために冒険をしている。

この世界では、無数にある迷宮内に数十年に一度、異世界へのワームホールのような穴が開き、その穴より別世界に飛ぶことができる。

その穴から生還した者は、莫大な富や超人的な能力を得ることが出来るという設定になっている。

ある日仲間とダンジョンで狩をしていると、ワームホールが現れて、その中に入ると別世界のお姫様が魔物に襲われていて、手助けをしたらいつの間にかそこのお姫様の家に居候して・・・

そんな流れでストーリーが進んでいく。

普段はお姫様の用心棒、お姫様のお出かけの際の護衛、街の剣士達の稽古をつけつつ、プライベートでは中型から大型の魔物達をハントする。

モンスターの狩のシーンでも、索敵から対象モンスターの観察、弱点や特徴を見極めて挑み掛かる。
作戦を練り、自分の能力や装備を最大限に生かし大型モンスターと戦う。
もちろん戦って無理な時は逃げる。

そういった一連の流れがまさに、ダークソウルやモンハンみたいな戦略的にモンスターと戦う感じに酷似していて、ロープレ・ゲーム好きにもワクワクする部分じゃないかな。

特殊能力の添付アイテムなど超貴重アクセサリーなどアイテム収集の一面もあって、そこもまた好感が持てる。

 

シリアスなファンタジーや若干のダークファンタジー系の要素を楽しめる方にはオススメの漫画だと思う。
デモンズソウルやダークソウル系のゲームが好きな人にも楽しめると思う。

何しろ、寡黙で隻眼の主人公レカンは知的でクールで強く、強者に挑んでいく戦闘シーンもとにかくカッコいい。
和気藹々とラブコメ要素を取り入れたチャラチャラした異世界ファンタジー漫画に嫌気をさしてる人には特に『狼は眠らない』はハマるはず!

『』は画風なども個人的にかなりカッコ良い方だと思う。

ダークソウルやスカイリム系のロープレ好きの人には是非読んでもらいたい!

 

『狼は眠らない』コミック版の

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