【漫画】『千剣の魔術師と呼ばれた剣士』コミック版もなかなか良い感じ
今回はだいぶ前に購入した、剣と魔法のファンタジー世界の物語を題材にしたラノベのコミック版『』の感想を。
もともと剣と魔法のファンタジー世界を題材にしたラノベのコミック版だが、これもなかなかストーリーもストレートで、さらに綺麗な絵の漫画となって魅力が更にアップした感じだ。
一見、魔法使いのように見える黒髪の少年アルディスが主人公で、実は無詠唱の魔法を使うことができる剣士という設定からスタートする。冒頭から強襲して来た刺客達をあっさりと一蹴してしまっているところから、かなりのツワモノだとわかる。
『』コミック版の大まかなあらすじはというと、
パーティー仲間(この時はまだパーティーには入ってないが)と受けた依頼の途中で、行商人の一行が野盗に襲われているところに出くわす。
野盗達をなんとか倒した一行だが、行商人達の馬車の中で物人(ものびと)と呼ばれる双子少女を見つけてしまう。
物人とは奴隷よりも扱いの低い人間の総称で、更に『双子』は、この世界では女神の敵として忌み嫌われている存在となっている。
仲間達から反対される中、アルディスはその双子の少女を連れて行くことにする。
当然街では忌み嫌われている存在という事もあり、人目を気にしながらのひっそりとした生活をすることとなる。
今まで受けた仕打ちからか、その生い立ちからか、双子の姉妹はなかなか懐かなかったが、少しずつアルディスと打ち解けるようになってきた。
そんな時、一人の強者が町外れで暴れているという噂を耳にする。
領主の依頼という事もあり、アルディスはその強者と恐れられる美女に話をつけに行くのだが・・・
ちなみにその女はバカ強くて、アルディスと同じく無詠唱で魔法をぶっ放し、更に巨乳の美女なのだ。
といったような流れで物語が進んでいくが、これが意外とサクサク読めてしまう。
双子の少女達の酷すぎる生い立ちに、ちょっと涙腺が緩くなってしまうが、主人公アルディスに懐いて行く様を見ると、いい奴に出会えて良かったな〜と思ってしまうのだ。
この漫画は戦闘シーンの描写に関しても、意外と凝っていて、魔法合戦も無詠唱という事もあり、なぜかスピード感を感じてしまう。
そういった要素もあり、意外とサクサク読めてしまうのだろうか。
なんにしろ、続きがきになる。
『』は今後の展開から、新たに仲間になった戦闘能力上限未知数の巨乳美女と、ようやく打ち解けて来た悲しい生い立ちの双子少女たちとの運命はどうなっていくのか。コミック版しか読んでない人には気になるところ。
今のところ主人公クラスのキャラが強過ぎの感もあるので、今後の強敵難敵のコミック版の描画に期待感も上がる感じ。
そんなコミック版『』は、剣と魔法のファンタジー系の王道の物語が好きな人には楽しめるんじゃないかな!
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